子ども産むまで全然分からなかったこと。子育てと仕事

子ども産むまで全然分からなかったこと。

結婚してから自分の人生の軸が自分だけじゃなくなったけど、

それでも「自分がどうしたいか」それだけが大切だった。

妊娠しててもそれは変わらなかった。

それが27年間当たり前すぎたから。

でも、子どもが生まれた瞬間から４ヶ月経った今、

大変さよりも可愛さでいっぱいな今、

振り返ると完全に「子どもと暮らす自分」が軸になった。

寝るのも起きるのも、

ご飯を食べるのも

お風呂に入るのも、

家事もでかけることも、

生活全てが自分中心ではなくなった。

天変地異レベル。

当たり前だ。

１人の人生を「犠牲」にしないといけないくらい、子育ては労力がかかる。

片手間でできるもんじゃない。

記憶にはないけど自分だってそうやって育ててもらってきた。

けど、私を含め「犠牲」だと嘆く母親は少ないと思う。

だってこんなにも可愛い子どもと一緒にいれて、

自分が必要とされるのが何より幸せなことだから。

いつか「犠牲」と感じる日が来るのかもしれないけど。

私が抱くと泣き止む子どもを見ると、

私の代わりはいないと思わされる。

産休育休って「休む」って言葉が入ってて、

確かに仕事は休むけど、

それよりもっともっと大きくて大切で休みがなくてゴールも答えも成果もない日々があること、

もっと世の中に伝えないと伝わらないんじゃないかと思う。

子育てに対する理解が、出産前の私も含めこんなにも世の中に伝わってないのかと感じる。

でもこれは伝えないと分からないこと。

だからこそ子育て経験がない人や仕事中心の男性に伝えていかないと。